おつかい
46歳の父親です。うちの子は5歳の女の子です。
かわいいです。
うちの子は、内弁慶です。
僕ら家族には、大きな声でずけずけ。
家族以外の人には小声ではにかんで。
「女の子だし、こんなもんか」
と思っていたのですが、どうもそうではないらしい。
ということに最近気が付き始めました。
同年代の近所の子たちや、幼稚園のお友達。
僕に対して全然気後れすることなく、話しかけてきます。大声で。
男の子も女の子も。
うちの子は、他の子たちのお父さんやお母さんには、なかなか話しかけられない…。
「おとなしい子」
みたいな誤解を生じさせているみたいです。
これじゃあイカン。
というわけで、特訓してます。
その一環として、一緒に買い物に行くときには、お会計をうちの子にやらせています。
「カードでお願いします」
「ありがとうございます」
など、レジの方とやり取りさせたり、そのほかにもお肉屋さんやお魚屋さんで
「○○ください」
と言わせたり。
声は小さいままですけど、段々となれてきました。
そのうえ、うちの子はとびっきりかわいいので、お店の人も親切にしてくれます。
昨日、うちの子はわが妻と二人で近所のスーパーに出かけました。
妻、メモをうちの子に渡して商品をかごに入れるよう依頼。醤油とビール。
ビールは…、間違って発泡酒をチョイスしましたが、許容範囲。
醤油は…、売っている場所がわからない、という壁にあたったので
「お店の人に聞いてごらん」
と、わが妻がうちの子に助言。
勇気を出して、店長さんらしき男性に「お醤油ください」と声をかけたそうです。
「えらいね。ひとりでお買い物?」
とやさしく売り場までうちの子を案内してくれたとのこと。
それを遠巻きに見るわが妻からの証言。
想像するだけでも胸が締め付けられるような光景です。
もう本当に本当に、かわいいです。