カブトムシの死
こんにちは。45歳の父親です。うちの子は5歳の女の子です。
かわいいです。
昨日、わが家のカブトムシ(オス)が死んでしまいました。
メスはまだ元気です。
9月に入って気温が下がってきたことも影響していると思いますが、ここ以週間くらいは明らかに元気がなくなってきて動きも鈍くなっていました。僕が仕事から帰った時にはまだ辛うじて生きていたのですが、寝る前に確認したら死んでいました。
カブトムシとしては寿命を全うしたと思います。
でも、約一年、幼虫のころから世話してきたので、僕としても少し寂しい気持ちです。
うちの子。
カブトムシにさして興味を示してこなかったのですが、カブトムシが死んで泣いていました。
「たくさん触っちゃったせいだー」
と。
先日の日曜日に飼育ケースを掃除したのですが、その時にうちの子がそこそこ乱暴な扱いをカブトムシにしていました。まあ子供ですから悪気があるわけではないのですが、カブトムシはすでに弱っていたので
「あんまり触らないであげて」
と僕が言ったのです。
が、弱ったカブトムシなら「触れる」と思ったのでしょう。持ち上げたり手にのせたりして遊んでいました。
元気だったころのカブトムシは動きが激しくて、うちの子はビビッて触れませんでしたから、ようやく触れてうれしかったのだと思います。
で、その二日後に死んだので「自分のせいで死んじゃった」と思ったのでしょう。それで「たくさん触っちゃったせいだー」と泣いたのです。
「触らないでって言われたのに、触っちゃったからだー」
と、責任を感じているようでした。
カブトムシには感謝ですね。
うちの子にとっては初めて身近に感じる「死」でした。
カブトムシが死んだのが夜遅かったこともあり
「明日、お庭に埋めてあげようね」
と約束をしたので、今日は帰ってからうちの子と一緒に亡骸を埋めます。
昆虫ケースの中で、カブトムシの亡骸は一晩過ごしたのですが
「寒くないように」
と、うちの子がカブトムシの体に土をかけてあげていました。
実にかわいいですね。